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ちびっ子GANGの育て方

ちびっ子GANGの育て方

家族以外のたくさんの人から可愛いねと称賛していただくことで飼い主様の満足度が刺激され、さらに大切にしていただける。 そう信じてちびっ子GANG犬舎はこのようなしつけを推奨しています。

1. トイレの失敗は叱らないでください。

トイレの失敗は叱らないでください。

よく「サークル内ではトイレは完璧なのですが、サークルの外に出すと失敗します」というお話をお聞きします。 当然です。 2か月そこそこでご家庭に入るちびっ子GANGは人の子供でいうところのまだオムツが取れず、オマルでできるよう、トレーニングしているところです。

サークルの外に出ればたくさんの刺激があり、遊びに夢中になってしまい、おトイレを忘れます。 子犬は、寝て起きる、ごはんを食べる、運動する、興奮する、基本動くことで腸を刺激され、排泄します。 大体起きていれば20分毎くらいで排泄したくなります。 外の遊びに夢中になれば、したくなったらその場でしてしまうのは無理のないことですし、それを不満に思うことのほうが間違っています。

トイレの失敗は叱らないでください。

サークル内以外で室内にトイレコーナーを作った方がいいかというご相談を受けますが、作ったとしてもまず無駄に終わります。 それよりは、遊ばせているときに20分ごとにサークルに帰してやり、トイレをさせるか、トイレをしたそうなそぶりを見せたらサークルに帰すことをマメに続け、「トイレはサークルに帰ってからするもの!」と教え込む方が簡単ですし、掃除も楽です。 初めはサークルに帰すことでトイレの欲求がなくなり、すぐに外に出たがると思いますが、要求鳴きのしつけと同じで無視してください。

大人しくなる、もしくはトイレを済ませたらしっかり褒めてから自由にさせてあげてください。
トイレのしつけで失敗を叱ると、なぜ?という原因よりも叱られた事が印象に残ってしまい、「トイレをしたこと」が悪いことだと学習してしまいます。 そうすると、隠れてトイレをするようになったり、証拠隠滅のため食糞につながることもあります。 トイレの失敗は叱らず黙って片付けてあげてください。

2. キチンとできたら大げさなくらい褒めて、叱りっぱなしにしないでください。

キチンとできたら大げさなくらい褒めて、叱りっぱなしにしないでください。

しつけで大事なのはメリハリと継続です。 おトイレのしつけ以外はしっかり叱ってください。 小さくて可愛いからといって叱らないで育てるととんでもない性格が出来上がります。

叱るときは一回で理解できるように強めに。 ダラダラ注意するのは意味のない行為です。

キチンとできたら大げさなくらい褒めて、叱りっぱなしにしないでください。

強く叱り、叱った行為を受け止め、やめたら自分がムツゴロウさんになった気持ちになって褒め殺ししてしまうくらい褒めてあげてください。

そしてすぐに同じ失敗をさせて、また叱り、やめたら褒めるを繰り返すことで2~3回もすればすぐに理解してくれます。

3. 小さなころからいろいろな経験をさせてください。

キチンとできたら大げさなくらい褒めて、叱りっぱなしにしないでください。

ワクチン接種が終わるまでは、お外に出るのも、ワンちゃんとの接触も禁止。 こういった事が当たり前に言われています。 ですが、ちびっ子GANG犬舎はそれも大切にしつつ、性格形成に必要な経験をさせてあげられるよう飼い主様に助言しています。

きちんとワクチンプログラムに沿ってワクチン接種をしているなら、お散歩解禁になるのは生後4か月半くらいでしょうか。

もともとの性格や犬種にもよりますが、そのころには社会化期の終盤で、警戒心も強く、ワンちゃんや家族以外の人に過剰に反応するようになっているケースが多いです。 社会化期は生まれた時から始まっていますが、重要なのは生後3か月頃です。 性格形成をするうえで、社会化期は外せないイベントです。 この時期に一生守ってもらいたいしつけや、様々な生活音に慣れさせ、危険ではないものと危険なものを覚えていきます。

キチンとできたら大げさなくらい褒めて、叱りっぱなしにしないでください。

この時期を家族以外に合わせずにすませると、内弁慶な子のできあがりです。 外にでれば怯え、人や動物に会えばプルプル震えるか、吠え付く。大きくなれば場合によっては噛みつくこともあるかもしれません。

当犬舎はこの時期の経験をとても重要視していますので、この時期を家族以外の人や動物に合わせることを推奨しています。

ただし、だれかれ構わずという事ではありません。 人に関してはお家に遊びに来てもらったり、ワンちゃんも仲のいいお友達の飼われている子ならワクチンの有無をはっきりさせてから一緒に遊ばせることもできます。 要は、伝染病や寄生虫の感染を防ぐため、お散歩を禁止されているのですから、その接触を避ければいいだけです。

どちらも該当する人や動物がいない場合でも、抱っこをして近所を歩くだけでも外の刺激を受けられます。 人や子供さんにたくさんなでてもらってください。ペットのワンちゃんとは鼻先(お尻は寄生虫、伝染病の感染原因になり得るのでダメです)の挨拶くらいなら大丈夫です。ドンドン刺激を受けさせてください。

特に子供さんの興奮した時の大きな声は子犬にとても緊張を与えます。慣れさせておきましょう! こうして普段から無理ないお散歩(抱っこで)することで、お外を怖がらなくなり、家族以外でも人が大好きな子になります。

出かけた先で、自分を見てワンワン警戒したように吠え付く子に不快感をもっても可愛いとは思いません。 嬉しそうな様子でしっぽを振ってくるちびっ子GANGを見て、思わず「触っていいですか?」とか「可愛い!」と言ってもらえたら、もっと外出に連れて行きたくなりますし、大事にしようと思ってもらえるはずです。 そういう子に育てていただけるよう、サポートいたします。